役員、校長紹介

令和6年度

ご挨拶

藤陰会 会長 西山康弘

 

同窓生の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

相川前会長がご勇退され、今年度より 藤陰会会長職を務めさせていただきます高校31回卒業の西山康弘です。重い責任を果たすため誠心誠意をもって、同窓会運営にあたって参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 同窓会の総会懇親会の開催に向けて、高校47回卒業生の当番幹事が、企画運営の最後の仕上げに取り組んでいただいているところでございます。大牟田北高校が有った甘木山にある大牟田ハイツ会場で、多くの同窓生が集い、楽しい時間を過ごしていただきたいと思いまます。今年度は、懇親会入場券の販売方法を、諸事情により見直し、当日現金支払いにいたします。学年幹事を中心に出席人数を把握し、当番幹事への連絡をお願い致します。

 藤蔭会運営では、会費収入が、10年前の半分ほどに減少しているなか、書道部をはじめ、クラブ活動の全国大会出場者が多くなり、在校生に対する支援も増額してきています。従って、今年度の理事会において協議を行い、支出の見直しを行いました。今後も卒業生の高齢化に伴い会費収入が減少する傾向にありますが、同窓会ホームページを見て、会費を送金してくださる卒業生もおられますので、藤蔭便りの発行送付を継続していくために、会費納入を増加するような活動を継続していきたいと思います。

 母校は、3年前に、教育制度の拡充のための県南唯一の単位制フレックス型へ生まれ変わりました。いわば大学のような制度のもとで、この3月に初めての卒業式が行われました。3年前に新制度で入学した新入生が、この3月の卒業式では、見違えるほどに立派に成長しているように感じました。また、この4月の入学生は3年前から倍増するほどに増えております。様々な要因が多様化するこの時代において、従来の普通課程ではなく、北高校の単位制フレックス型を希望する青少年にとっての学び舎としての、県立高校の一翼を担う存在となってきています。

大牟田市日の出町に、戦争で焼失した旧校舎で、先輩が厳たる意思で鍛練と学びを積み重ねておられました歴史を伝えるべく立つ記念碑があります。512日に藤陰会役員で清掃を行いました際、高女卒業の先輩が本降り雨の中に、慰労にお越しいただきました。本当にありがたいことです。「記念碑を清掃してもらいありがとうございます、母校が残って良かった」「同期生と食事会をするので、一緒に食事しませんか?」などいろいろお話いただきました。藤蔭便りに、先輩の思い出の記事を掲載しております。戦前戦後を通して、日本の再興に尽力された先輩への敬愛の念と、後輩の活躍と母校の発展を願う気持ちが、若い同窓生の皆さんにも受け継がれていくことを願った次第です。

 

最後に、卒業生の皆様とご家族のご健康・ご多幸をお祈り申し上げます。

御挨拶

  校長 紙田 墾

 

この度の人事異動により、平川正洋校長の後を受け、第三十五代校長として着任いたしました紙田(かみた)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

藤蔭会の皆様におかれましては、日頃から大牟田北高等学校の教育活動に対しまして多大なる御支援と御協力を賜り、心から御礼申し上げます。

さて、去る令和六年三月一日に第七十六回卒業証書授与式が挙行されました。その前日の二月二十九日には西山会長を始めとする役員の皆様の御臨席の下、藤蔭会入会式が挙行され、新たに三十二名が藤蔭会会員となりました。この高校七十六回生は、本校が定時制課程の単位制に移行した令和三年度に入学し、本校で三年間を過ごした最初の生徒たちです。三年間の単位制フレックス型の学びを通して伸ばした学力と個性を遺憾なく発揮し、それぞれの分野で活躍してくれることを期待しています。藤蔭会の皆様におかれましては、いつかどこかで七十六回生と関りを持つ機会がございましたら、御指導御鞭撻いただけますと幸甚に存じます。

また、本年四月九日には第七十九回前期入学式を挙行し、昨年度より二十四名多い、百十二名の前期入学者を迎えました。入学試験における志願者数も年々増加しており、地元大牟田市を中心に、本校の特長が広く認知されている証左であると考えます。これもひとえに平川前校長先生を始めとする先生方の御尽力と藤蔭会の皆様の御支援の賜であり、改めて厚く御礼申し上げます。

さて、高校は義務教育ではないものの、今日では中学校を卒業したほぼ全ての生徒が進学するようになり、多様な入学動機や進路希望、学習経験など、様々な背景を持つ生徒が在籍し、その実態も多様化しています。さらに、選挙権年齢や成年年齢の十八歳への引き下げ、義務教育段階における不登校経験生徒の増加などの変化も生じています。

こうした状況を踏まえ、文部科学省は「高等学校等における多様な学習ニーズに対応した柔軟で質の高い学びの実現」を推進しているところです。単位制フレックス型(三部制)である本校は、この実現に最適な環境であると言えるでしょう。私は校長として、本校の教職員ととともに大牟田北高校をさらに充実発展させて参る所存ですが、そのためには我々教職員の努力だけではなく、藤蔭会の皆様のお力が不可欠です。

大牟田北高校は引き続き藤蔭会の皆様とのつながりを大切にしながら、教育活動に取り組んで参りますので、今後とも御理解と御支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

結びに、藤蔭会の皆様の御健勝と御多幸を心よりお祈り申し上げ、校長挨拶といたします。


令和5年度

藤 蔭 会 会 長 相 川 浩 一 

 

平成26年4月より会長を務めさせていただいております相川でございます。

各界にてご活躍されておられる諸先輩方もいらっしゃる中、藤蔭会会長という大役を仰せつかり責任の重さで身が引き締まる思いでございます。

 母校は、大正元年(1912年)に設立され、日の出町、甘木ヶ丘、そして現在の吉野の新校舎と移り変わりながら、歴史と想い出を作って参りました。これは、歴代の校長先生はじめ教職員の先生方の御指導、保護者の皆様の支え、そして同窓会の皆様のご協力の賜だと思います。

 同窓会運営におきましても藤陰会同窓生皆様のご高配を賜り、御礼申し上げます。また、昨年からの新型コロナウイルス感染症も収束が見られない今日、3度の緊急事態宣言により多大な影響を受けられておられる皆様に謹んでお見舞い申し上げますとともに、早急に収束に向かいますことを心より祈念申し上げます。
 今年も卒業式前日の2月28日に藤蔭会入会式を行い、高校73回生142名を迎え入れることができました。専門学校や大学そして、社会人として巣立って行った同窓生を祝福いたしますとともに活躍を期待いたします。そして母校は、定時制単位制高等学校(フレックス型)となり、4月9日に入学式が行われ64名の新入生を迎えました。
 さて、藤蔭会の活動でございますが、昨年同様に総会・懇親会の中止を当番幹事を交えた理事会で決定いたしました。2年続けての中止で、一堂に会する懇親会を楽しみにされていらっしゃった皆様には、心よりお詫び申し上げます。また、幹事会を郵
送で書面により開催し、本来であれば総会で決議すべき令和4・5年度役員についても決議いただきました。コロナ禍ではございますが、母校創立110周年に向けて藤蔭会・保護者等教師会・学校により実行委員会を立ち上げました。詳細につきましては、これから実行委員会で協議してまいります。そして、7月から来年の3月まで「FMたんと」の第4週木曜日19:00~19:15に藤蔭会提供により【Monthly 北高 ~ひとは自分が思う以上に、輝けると思う。~ 】を母校の生徒達が放送いたします。ぜひ、後輩達の放送をお聞きください。
 結びに、会員の皆様のご健康とご多幸を御祈念申し上げます。そして役員一同、藤蔭会のより一層の発展に取組んでまいります。皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。

 

校長挨拶

 藤蔭会の皆様方には、日頃より本校に多大なる御支援を賜り、深く感謝申し上げます。令和3年度の人事異動において、大牟田北高等学校第34代校長に着任いたしました平川正洋と申します。どうぞよろしくお願いします。

 本年度新入生より筑後地区唯一の定時制課程の単位制高等学校として生まれ変わりました。定時制課程の単位制高等学校は、生徒が自ら教育内容を選択し、自分のペースで学習できるという特色を生かし、生徒の多様なニーズに対応することを目的としています。福岡県では、北九州地区の「ひびき」福岡地区の「博多青松」に続き、筑豊地区「西田川」そして筑後地区では本校を「フレックス型」高等学校として整備されたことになります。

 4月9日、1年間の準備期間を経て、福岡県教育委員会副教育長をはじめ、多数の御来賓並びに関係各位の御臨席を仰ぎ、福岡県立大牟田北高等学校定時制課程開課程式及び第七六回入学式を挙行することができました。

 本校の長年に渡る伝統を引き継ぎながらも、柔軟な教育システムを有する単位制高校の特長を生かし、多様な学習ニーズに対応できる魅力ある学校づくりに努めてまいります。現在、一つの校舎に全日制課程2学年・定時制課程1学年が、同一時間帯に同一校舎内で学んでいます。誰もが経験したことのない形態での教育活動を展開しております。今年度は「両課程の生徒の学修の保障」を第一優先に各課題の解決に全力を注いでいるところでございます。

今後とも、本校への一層の御理解と御協力をいただきますようお願い申し上げます。藤蔭会の皆様の御健康と御多幸、そして会の発展を祈念いたしまして御挨拶とさせて頂きます。


 

藤蔭会 役員紹介

歴代会長

初代 白谷ミツエ

 

二代 平木シズコ

 

三代 横倉 恵子

 

四代 杉野 静男

 

五代 林田健一郎

 

六代 阿津坂秀人

 

七代 相川 浩一

 

八代 西山 康弘

 

 

 

役 員 一 覧

 

学年幹事

歴代校長

第33代 校長

四 井 大 典 先生

平成30~令和3年3月

第32代 校長

田 中 茂 先生

平成28年~29年

第34代 校長

平 川 正 洋 先生

令和3年4月~